
「I have my hair cut.」と「I get my hair cut.」、どちらも「髪を切ってもらう」という意味ですが、実はニュアンスに違いがあることをご存知ですか?✂️
使役動詞haveは、英語で「誰かに何かをしてもらう」という表現をする際に欠かせない重要な文法です。
ビジネスシーンから日常会話まで、あらゆる場面で活用できます📝
多くの英語学習者がつまずくのが、同じ使役表現のgetとの使い分けです。
この2つの動詞は似ているようで、実は使う場面や伝わるニュアンスが異なります。
この記事では、使役動詞haveの基本的な使い方から、getとの明確な違い、そして実際に使える例文まで徹底解説します✨
読み終わる頃には、自信を持って使役動詞を使い分けられるようになっているはずです。
この記事のポイント:
- 使役動詞haveの基本構文と、make・let・getとの明確な違いを例文で理解できる
- have+目的語+過去分詞/形容詞など、実践的な応用パターンを場面別に習得できる
- 「させる」だけでない自然な日本語訳のコツと、ニュアンスの使い分けがわかる
- 日常会話やビジネスで即使える実践的な英会話フレーズを豊富に学べる
使役動詞haveの基本と他の使役動詞との違い
- 使役動詞haveの基本的な意味と使い方
- 使役動詞haveとmake・letの違いを例文で比較
- 使役動詞haveとgetのニュアンスの違い
- 使役動詞haveの正しい訳し方のコツ
- have+人+動詞の原形を使った例文集
- 使役動詞haveを使い分ける場面別ガイド【前半まとめ】
使役動詞haveの基本的な意味と使い方

使役動詞haveは「(人に)~してもらう」という意味で使う動詞です✨
依頼やサービスの利用を表現する際に最も自然で、日常会話でもビジネスシーンでも頻繁に登場します。
使役動詞haveの基本構造📝
主語 + have + 目的語(人・モノ)+ 原形不定詞
例:I had my assistant book the hotel.
(アシスタントにホテルを予約してもらった)
haveの特徴は「相手に頼んで何かをしてもらう」というニュアンスがあることです。
makeのような強制力はなく、letのような許可の意味もありません🎯
また「have + 目的語 + 過去分詞」の形で使うと、専門家やプロにサービスを依頼する表現になります。
例えば
「I had my hair cut yesterday.」
(昨日髪を切ってもらった)
のように美容師などの専門家に依頼した場合に使われます💇
使役動詞haveとmake・letの違いを例文で比較
使役動詞の中でもhave・make・letはよく混同されがちですが、それぞれニュアンスが大きく異なります💡
最も強制力が強いのはmakeで「(強制的に)~させる」という意味です。
相手の意思に関係なく行動を強いる場面で使います。
makeの例文
「The teacher made the students rewrite the essay.」
(先生は生徒たちにエッセイを書き直させた)
「My boss made me work overtime.」
(上司は私に残業をさせた)
一方letは「(相手がやりたいこと)~させる・許可する」という意味で、最も強制力が弱い使役動詞です📝
相手の意思を尊重し、行動の決定権を相手に委ねるニュアンスがあります。
letの例文
「My parents let me go to the concert.」
(両親はコンサートに行かせてくれた)
「Let me help you with that.」
(それを手伝わせてください)
そしてhaveは「(人に)~してもらう」という意味で、makeとletの中間的な立場です。
強制ではなく依頼やサービスとして相手に行動してもらう場面で使います✨
makeは強制、letは許可、haveは依頼という基本を押さえておけば、状況に応じて適切な使役動詞を選べるようになります😊
使役動詞haveとgetのニュアンスの違い

使役動詞haveとgetはどちらも「してもらう」という意味で使えますが、ニュアンスに明確な違いがあります💡
haveは依頼や指示が当然のこととして受け入れられる場面で使われます📋
上司が部下に仕事を頼む場合や、美容院・修理店などのサービスを利用する際に自然な表現です
haveとgetの使い分け例
haveの例
「The manager had his team prepare the report.」
(マネージャーはチームに報告書を準備させた)
→職務上当然の依頼
getの例
「I finally got my brother to help me move.」
(ようやく兄に引っ越しを手伝ってもらえた)
→説得や努力が必要だった
一方getは説得や努力を経て何かをしてもらう場面で使われることが多く、相手が最初は乗り気でなかった状況を暗示します✨
またgetは「get + 人 + to + 動詞の原形」という形をとる点も文法上の違いです🔍
使役動詞haveの正しい訳し方のコツ
使役動詞haveを正しく訳すには、「依頼・当然のこととして~してもらう」という基本ニュアンスを押さえることが最重要です✨
多くの学習者が「have+人+動詞の原形」を見ると、つい「~させる」と訳してしまいがちですが、これだと強制的なニュアンスが出てしまい、本来の意味からズレてしまいます💡
訳し方のポイント
「I had my assistant prepare the documents.」
❌ 悪い訳:私はアシスタントに書類を準備させた
⭕ 良い訳:私はアシスタントに書類を準備してもらった
「~してもらった」「~してもらう」という訳が、haveの持つ「依頼・サービス」のニュアンスを最もよく表現できます📝
特に「have+モノ+過去分詞」の形では、プロに何かをしてもらう状況でよく使われます。
「I had my car repaired.」なら「車を修理してもらった」と訳すことで、修理工に依頼したというニュアンスが自然に伝わります😊
ちなみに、英語の授業で「使役動詞は全部『させる』で訳せ」と習った記憶がある人も多いのではないでしょうか。
でも実際の英会話では、haveを「させる」と訳すと違和感が出るケースがほとんどなんです🎯
have+人+動詞の原形を使った例文集

使役動詞haveの理解を深めるために、実際の場面で使える多様な例文を見ていきましょう📚
ビジネスシーンでは
「Could you have Tom prepare the documents?」
(トムに書類を準備してもらえますか?)
のように、第三者への依頼を丁寧に伝える際に活用できます。
また
「We had our IT team check the system.」
(IT部門にシステムをチェックしてもらいました)
のように、社内の専門チームに作業を依頼した状況を報告する場面でも使われます💼
日常生活での活用例
「She had her neighbor water the plants.」
(彼女は隣人に植物の水やりをしてもらった)
「I had my friend pick up my package.」
(友人に荷物を受け取ってもらった)
「They had the chef create a special menu.」
(シェフに特別メニューを作ってもらった)
これらの例文に共通するのは、依頼や指示を自然に表現できるという点です✨
相手との関係性や状況に応じて使い分けることで、スムーズなコミュニケーションが実現できます。
使役動詞haveを使い分ける場面別ガイド【前半まとめ】
使役動詞haveは相手との関係性や状況によって受け取られ方が大きく変わるため、場面に応じた使い分けが重要🎯
ビジネスシーンでは「Could you have the team review this document?」のように依頼形と組み合わせることで、丁寧さを保ちながら指示を伝えられますよ。
一方、家族や親しい友人との会話では「I had Tom pick up the kids.」のように直接的に使っても失礼にはなりません💬 上下関係がある職場では必ずpleaseや依頼表現を添えるのが基本マナーです。
関係性別の使い分け例
【上司→部下】Could you have Sarah prepare the report?(丁寧な依頼)
【同僚同士】Can you have Mike check this?(カジュアルな依頼)
【家族間】I'll have Dad drive us there.(自然な表現)
サービス業者への依頼では「I need to have someone fix the sink.」のように、具体的な業者名がなくても自然に使えます✨
使役動詞haveの応用パターンと実践テクニック
- have+目的語+過去分詞の意味と使い方
- have+目的語+形容詞で状態を表す用法
- 使役動詞haveを受動態で使う際の注意点
- have+人+to doの意味と使役動詞との違い
- 使役動詞haveを使った実践的な英会話フレーズ
- 使役動詞haveの使い方まとめ|マスターへの道
have+目的語+過去分詞の意味と使い方
使役動詞haveには「have+目的語+過去分詞」という重要な構文があります📋
この形は「誰かに~してもらう」「~される」という受け身のニュアンスを持ち、自分以外の誰かが行動を完了させる状況を表現します。
「have+目的語+過去分詞」の基本パターン
「I had my phone fixed yesterday.」
(昨日携帯電話を修理してもらいました)
「She had her hair cut at the salon.」
(彼女は美容院で髪を切ってもらった)
「We need to have the car washed.」
(車を洗ってもらう必要があります)
この構文の特徴は、実際に行動を行うのは第三者であり、主語は依頼者や受益者の立場にあることです。
美容院やクリーニング店などのサービスを受ける場面で特に頻繁に使われます✂️
また「have+目的語+過去分詞」は被害を受けた状況を表すこともでき、「I had my wallet stolen.」(財布を盗まれた)のように使うことも可能です💼
have+目的語+形容詞で状態を表す用法
使役動詞haveには「have+目的語+形容詞」という状態を表す特別な用法があります✨
この構文は「~を…の状態にしておく」「~を…の状態に保つ」という意味を持ち、物事や人の状態を維持・管理する場面で活用されます。
具体的には
「I always have my desk clean.」
(私はいつも机をきれいな状態にしている)
のように使います。
この構文のポイントは目的語の後ろに形容詞が来る点です📝
過去分詞の用法と似ていますが、形容詞を使うことで「~の状態である」という静的な状況を強調できます。
状態を表す用法の例文
「She had the windows open all day.」
(彼女は一日中窓を開けた状態にしていた)
「Please have your phone silent during the meeting.」
(会議中は携帯を消音状態にしておいてください)
「He always has his room tidy.」
(彼はいつも部屋を整頓された状態にしている)
ビジネスシーンでは「keep your documents ready」(書類を準備された状態にしておく)といった表現と互換的に使えます💼
また日常会話では「have something ready」(何かを準備しておく)という形で頻繁に登場するため、ぜひマスターしておきたい表現です。
使役動詞haveを受動態で使う際の注意点

使役動詞haveを受動態で使う場合、実は英語ネイティブの日常会話ではほとんど使われないという点を理解しておくことが重要です⚠️
文法的には「be made to + 動詞の原形」という形で使役受動態を作ることができますが、haveの使役受動態は実際の会話ではほぼ登場しません
使役受動態の文法上の形
「I was had to clean the room by my mother.」
(母に部屋を掃除させられた)
このような形は文法的に不自然で、ネイティブは使いません
Cambridge Dictionaryの使役動詞解説によると、使役動詞haveの受動態は極めて稀で、代わりに能動態や別の構文を使うのが一般的です📚
「テストで習った使役受動態を海外で使おうとしたら、相手に『?』という顔をされた」というのは英語学習者あるあるですよね💭
実用的なアドバイスとして、受け身のニュアンスを表現したい場合は
「My mother made me clean the room.」のように能動態で表現するか、
「I had to clean the room because my mother told me to.」のように別の構文を使うことをおすすめします✨
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have+人+to doの意味と使役動詞との違い
「have+人+to do」は「人に~しなければならない状態にさせる」という義務的なニュアンスを持つ表現です📝
通常の使役動詞haveが「have+人+動詞の原形」で「~してもらう」という意味になるのに対し、「have+人+to do」は「to」が入ることで義務や必要性の意味が加わります
義務を表すhave+人+to doの例文
「I have my son to take care of his grandmother.」
(息子に祖母の世話をしなければならない状態にさせている)
「The company has employees to complete safety training.」
(会社は従業員に安全研修を完了させる義務を負わせている)
この構文はmake型の使役動詞に近い強制力を持ちますが、makeが「その場での強制」を表すのに対し、「have+人+to do」は「継続的な義務や責任」を表す点が異なります💡
British Councilの文法ガイドでも、この構文は義務や責任を伴う状況で使われることが解説されています📖
ただし実際の英会話では「have to」を使った別の表現(They have to do it)の方が一般的で、この構文はやや形式的な場面で使われることが多いです✨
使役動詞haveを使った実践的な英会話フレーズ

使役動詞haveを使った実践的な英会話フレーズを身につけることで、日常会話やビジネスシーンでの表現力が格段に向上します💡
電話対応やメール返信でよく使われるフレーズには、以下のようなものがあります。
ビジネスシーンで使える実践フレーズ
「I'll have my assistant call you back.」
(アシスタントから折り返し電話させます)
「Could you have the finance team review this budget?」
(財務チームにこの予算を確認してもらえますか)
「We had our legal department check the contract.」
(法務部に契約書をチェックしてもらいました)
また、サービスを依頼する場面では「have+モノ+過去分詞」の形が非常に便利です📝
美容院や修理店などで使える表現として
「I need to have my laptop repaired.」
(ノートパソコンを修理してもらう必要があります)
「She's having her nails done this afternoon.」
(彼女は今日の午後ネイルをしてもらう予定です)
といったフレーズが日常的に使われます。
家族や友人との会話では「Can you have Tom pick up the groceries?」(トムに食料品を買ってきてもらえる?)のようなカジュアルな依頼表現として活用できます🎯
使役動詞haveの使い方まとめ|マスターへの道
ここまで学んできた使役動詞haveの基礎から応用パターンまでを総まとめしていきましょう🎯
使役動詞haveの基本構造は「have+人+動詞の原形」で、「人に~してもらう」という意味を表します。
この形は日常会話からビジネスシーンまで幅広く使える便利な表現です。
特に覚えておきたいのは、haveは「依頼や指示をして当然やってもらえる関係性」で使うという点です📝
例えば上司が部下に、親が子どもに、または修理業者に依頼するような場面で自然に使えます。
使役動詞haveの主要パターン
「have+人+動詞の原形」(~してもらう)
「have+モノ+過去分詞」(~してもらう・される)
「have+目的語+形容詞」(~を…の状態にしておく)
実践では「I'll have him call you back」(彼に折り返し電話させます)のような表現が頻出します💬
getとの違いは、haveが「依頼して当然やってもらえる」のに対し、getは「説得や働きかけが必要」という点にあります。
これらのポイントを押さえて、状況に応じて適切に使い分けられるようになりましょう✨
この記事のまとめ
- 基本構文は「have + 人/物 + 動詞の原形/過去分詞」で、状況に応じて使い分ける
- 使役動詞haveは「人に何かをしてもらう」という意味で、依頼や指示を表現する際に使用される
- makeは「強制的にさせる」、letは「許可する」のに対し、haveは「依頼・指示」のニュアンスを持つ
- getとの違いは、getは「get + 人/物 + to不定詞」の形を取り、より口語的で努力や説得のニュアンスがある
- haveは日常的な依頼や業務的な指示に適しており、フォーマルな場面でも使える
- 「have + 物 + 過去分詞」で「物を~してもらう」という受け身的な使役を表現できる
- 美容院や修理など、サービスを受ける場面で「have my hair cut」「have my car fixed」のように使う
- 「have + 人 + 動詞の原形」で部下や家族への指示・依頼を表現できる
- 否定文では「won't have」で「~を許さない」という強い拒否を表すこともできる
- ビジネスシーンでは「I'll have him call you back」のような表現が頻繁に使われる
- 使役動詞haveとgetを使い分けることで、より自然で状況に適した英語表現が可能になる
- 実践例文を通じて様々なシチュエーションでの使い方を習得することが重要である