
海外の取引先から届いた図面を開いたとき、「W × D × H」と「L × W × H」のどちらで記載すべきか迷ったことはありませんか📐
発注書に「500mm」と書いたつもりが、相手は「5cm」と理解していた——そんなミスが、納期遅延や再製造のコストに直結します。
寸法の英語表記には、業界や地域によって異なる慣習があります。
同じ「幅」でも、WidthとLengthを取り違えると、製品の向きそのものが変わってしまいます✍️
本記事では、図面や仕様書で頻繁に使われる寸法の英語表現を体系的に解説します。
基本的な単位の書き方から、実務で即使える例文まで網羅しました。
この記事を読めば、海外とのやり取りで自信を持って寸法情報を伝えられるようになりますよ📊
この記事のポイント:
- 寸法表記の基本用語(Dimension、W/D/H、L/W/H)と英語略語の正しい意味を理解できる
- 図面や仕様書で使える実務的な寸法の英語表現とルールを習得できる
- WidthとLengthの使い分けなど、間違えやすい表記の違いを明確に区別できる
- 国際ビジネスで通用する正確な寸法表記テクニックとメール・文書作成時の注意点がわかる
寸法を英語で表現する基本知識
- 寸法を英語で表現する基本用語とDimensionの使い方
- W D Hとは何か|寸法表記の英語略語を正しく理解する
- 寸法の英語表記でよく使われるLWHとWDHの違い
- WidthとLengthの違い|幅と長さを英語で正確に伝える
- 寸法測定に関する英語表現と実務での使い方
- 外形寸法を英語で説明する際の適切な表現
寸法を英語で表現する基本用語とDimensionの使い方

寸法を英語で表現する際、最も一般的に使われるのが「dimension」です。
技術図面や仕様書では、この単語が標準的な用語として定着しています📐
実務では、製品仕様を英語で説明する際に「dimension」を使うことで、プロフェッショナルな印象を与えることができます。
一方、日常会話やカジュアルな場面では「measurement」や「size」を使う方が自然です。
dimensionの基本的な使い方
「What are the dimensions of this component?」
(この部品の寸法は何ですか)
「Please check the dimensions on the drawing.」
(図面上の寸法を確認してください)
「The dimensions are specified in millimeters.」
(寸法はミリメートルで指定されています)
dimensionは単数形で「1つの寸法値」、複数形のdimensionsで「全体的なサイズ・寸法」を表します。
実務では、長さ・幅・高さなど複数の寸法要素を指す場合はdimensionsと複数形で使うのが一般的💡
また、measurementは「測定値」というニュアンスが強く、実際に測った結果を伝える際に適しています。
sizeは最もカジュアルで、日常会話や商品説明で頻繁に使われます😊
W D Hとは何か|寸法表記の英語略語を正しく理解する
「W D H」は、Width(幅)・Depth(奥行)・Height(高さ)の頭文字を取った寸法表記の英語略語です📏
実務では、製品仕様書や図面で「W × D × H」の順序で寸法を記載するのが国際標準となっています。
例えば
「W 600mm × D 400mm × H 350mm」
(幅600mm×奥行400mm×高さ350mm)
という形式で表現されます💼
寸法略語の基本セット
W = Width(幅)
D = Depth(奥行)
H = Height(高さ)
L = Length(長さ)
T = Thickness(厚み)
実務では「W × D × H」の順序が最も一般的ですが、業界によっては「L × W × H(長さ×幅×高さ)」を使用する場合もあります。
どの略語体系を使うかは、相手と事前に確認しておくと誤解を防げますね✨
また、図面上では「W」「D」「H」の文字を寸法線の近くに記載することで、どの数値がどの方向の寸法を示しているかを明確にできます。
特に複雑な形状の製品では、この略語表記が誤解を防ぐ重要な役割を果たします🔧
寸法の英語表記でよく使われるLWHとWDHの違い

寸法の英語表記において、「LWH」と「WDH」は表記順序の違いであり、どちらも同じ3つの要素を表しています📏
実務では、製品仕様書で両方の表記が使われますが、それぞれに明確な用途の違いがあります。
「LWH」はLength(長さ)・Width(幅)・Height(高さ)の順序で、主に欧州や一部のメーカーで使われる表記。
一方、「WDH」はWidth(幅)・Depth(奥行)・Height(高さ)の順序で、北米を中心に広く使われていますよ💼
表記方法の違い
LWH表記: 「1200mm L × 800mm W × 900mm H」
WDH表記: 「800mm W × 600mm D × 900mm H」
どちらも同じ寸法を表しますが、順序と奥行の呼び方が異なります
実務では、取引先や業界の慣習に合わせて使い分けることが求められます。
特に国際的なプロジェクトでは、図面の冒頭で使用する表記方法を明記することで、誤解を防ぐことができます✨
IT機器の仕様書では「WDH」が主流ですが、建築図面では「LWH」を見かけることもあります。
どちらの表記でも、各文字が何を指すのかを明確にしておけば問題ありません🔧
WidthとLengthの違い|幅と長さを英語で正確に伝える
寸法を英語で表現するとき、「Width」と「Length」の使い分けで迷ったことはありませんか📏
実務では、製品仕様書や図面でこの2つの単語を正確に使い分けることが信頼性に直結します。
Width(幅)は、物体を正面から見たときの「横の広がり」を指します。
一方、Length(長さ)は物体の「最も長い辺」または「進行方向の距離」を表現する単語です。
例えば、机を例にとると
「The desk is 150cm in length and 70cm in width.」
(この机は長さ150cm、幅70cmです)
という表現になります。
机の「奥行き」がLength、「左右の広がり」がWidthです。
💡 覚え方のコツ
Width(幅)には「w」が含まれていて、横方向の「wide(広い)」と同じ語源です。
Length(長さ)は「long(長い)」から派生した単語で、縦方向や進行方向の距離を表します
実務でよくある失敗例として、部屋の寸法を説明するときに「The room's width is 5 meters」と言ったものの、相手は「奥行き」だと理解していた、というケースがあります😅
これを避けるには、図面と一緒に説明するか
「5 meters wide and 8 meters long」
(幅5メートル、長さ8メートル)
のように形容詞形を使うと、より明確に伝わります✨
また、製品の向きによってどちらがLengthでどちらがWidthかが変わることもあるため、技術文書では「W × L × H」のように略語で表記順序を統一するのが一般的です。
寸法測定に関する英語表現と実務での使い方

実務で寸法を英語で伝える場面では、正確性が何より求められます。
図面や仕様書では単なる数値の羅列ではなく、どの部分の寸法なのかを明確に示す英語表現が必要になります📐
測定値を伝える基本パターンは
「The width is 500mm.」
(幅は500ミリメートルです)
のように、寸法の種類を主語にして数値を述べる形です。
ビジネス文書では「measurements」(測定値)という単語も頻繁に使われ
「Please confirm the measurements before production.」
(製造前に寸法をご確認ください)
のように、複数の寸法をまとめて指す場合に便利です💼
実務でよく使う寸法表現
「Overall dimensions: 1000 x 500 x 300mm」(全体寸法:1000×500×300ミリメートル)
「The internal measurement is 450mm.」(内寸は450ミリメートルです)
「Tolerance: ±0.5mm」(公差:プラスマイナス0.5ミリメートル)
図面では「dimensions」が最も一般的で、「Dim.」と略記されることも多いです。
製品仕様書では「specifications」の中に寸法情報を含めるため、文脈に応じた使い分けが大切になります📏
外形寸法を英語で説明する際の適切な表現
外形寸法を英語で伝える場面では、「Overall Dimensions」または「External Dimensions」という表現が最も適切です📐
実務では、製品仕様書や図面で「Overall」という単語が非常によく使われます。
これは「全体的な」「総合的な」という意味を持ち、製品の最も外側の寸法を指すときに使います。
外形寸法の英語表現
Overall Dimensions: 全体寸法・外形寸法
External Dimensions: 外部寸法
Outer Dimensions: 外側寸法
実務では「Overall Dimensions」が最も一般的で、特に機械や電子機器の仕様書では標準的な表現となっています✨
具体的な記載例としては
「Overall Dimensions: 500mm (W) × 300mm (D) × 200mm (H)」
(外形寸法:幅500mm×奥行300mm×高さ200mm)
のように、幅(Width)、奥行(Depth)、高さ(Height)の順で記載するのが一般的です📝
「External Dimensions」も同様に使えますが、建築や大型設備の図面でよく見られる表現ですね。
一方、内部寸法を示す場合は「Internal Dimensions」や「Inner Dimensions」を使い分けることで、外形と内部の寸法を明確に区別できます🔍
実務で使える寸法の英語表記テクニック
- 図面における寸法の英語表記ルールと記載方法
- 製品寸法を英語で記載する際の実務的なポイント
- 英語の寸法表記で間違えやすい順序と単位の書き方
- 技術文書で使う寸法の英語表現まとめ
- 寸法を英語でメールや仕様書に記載する際の注意点
- まとめ|寸法の英語表記をマスターして国際ビジネスに活かす
図面における寸法の英語表記ルールと記載方法

実務の図面や仕様書で寸法を英語で記載する際には、国際的な標準ルールに従った表記が求められます📐
図面における寸法表記では「Dimensions」という見出しの下に、各部位の寸法を明確に記載するのが基本です。
単に数値を並べるのではなく、どの部分の寸法なのかを英語で正確に示す必要があります。
図面で使う基本的な寸法表記
Overall Dimensions: 100mm × 50mm × 30mm
(外形寸法:幅×奥行×高さ)
Internal Dimensions: 80mm × 40mm
(内部寸法)
Thickness: 2mm
(厚さ)
Diameter: Ø25mm
(直径)
図面では記号「×」を使って寸法を並べる際、Width × Depth × Height(幅×奥行×高さ)の順序が国際標準です。
また、直径を示す記号「Ø」(ファイ記号)は、英語圏でも共通して使われます🔧
仕様書では
「All dimensions are in millimeters unless otherwise specified.」
(特に指定のない限り、すべての寸法はミリメートル表記です)
という注記を冒頭に記載するのが一般的。
また、公差(tolerance)を示す場合は「±0.5mm」のように記載し、より厳密な管理が必要な寸法には「Critical Dimension」という注釈を付けることもあります。
図面上の寸法線(dimension line)には矢印を使い、測定箇所を明確にすることで、製造現場での誤解を防ぐことができますよ✨
製品寸法を英語で記載する際の実務的なポイント
実務で製品寸法を英語で記載する際、単位の表記方法と記載順序を統一することで、誤発注や製造トラブルを防ぐことができます📐
寸法表記で最も多いミスは単位の不統一。
国際的な仕様書では、メートル法(mm、cm、m)を使用するのが標準です。
インチ表記が必要な場合でも、必ず併記する形を取ります。
寸法の記載順序は一般的に
「Length × Width × Height」(長さ×幅×高さ)
または「W × D × H」(幅×奥行き×高さ)
という順番が国際標準です✨
実務での寸法表記例
「Product Dimensions: 450mm (L) × 300mm (W) × 200mm (H)」
(製品寸法:長さ450mm×幅300mm×高さ200mm)
「Overall Size: 17.7" × 11.8" × 7.9" (450 × 300 × 200mm)」
(外形寸法:17.7インチ×11.8インチ×7.9インチ(450×300×200mm))
また、図面では「All dimensions in millimeters unless otherwise specified」(特に記載のない限り、すべての寸法はミリメートル)という注記を入れることで、個別の単位表記を省略できます💼
公差(tolerance)が必要な場合は、寸法の後に「±0.5mm」のように明記することで、製造現場での誤解を防ぐことができます。
さらに、重要な寸法には「Critical Dimension」や「Key Dimension」といった注釈を付けることで、品質管理上の優先順位を明確にできます🔍
英語の寸法表記で間違えやすい順序と単位の書き方
実務の図面や仕様書で寸法を英語表記する際、最も間違えやすいのが「順序」と「単位の書き方」です📏
日本語の感覚で「縦×横×高さ」と書いてしまうミスが非常に多いです。英語圏では国際規格に基づいた順序があり、これを守らないと誤解を招く可能性があります。
英語での寸法表記の基本順序は
「Length × Width × Height」
(長さ×幅×高さ)
または
「W × D × H」
(幅×奥行×高さ)
が一般的です。
特に製品仕様書では「W × D × H」の順序が国際的な標準となっています✨
単位の書き方にも注意が必要です。数値と単位の間にスペースを入れるのが正式なルールで、例えば「100 mm」「50 cm」のように記載します。「100mm」とスペースなしで書くと、厳密には誤りとされます📐
また、単位記号は小文字が基本です。「mm」「cm」「m」と書き、「MM」「CM」のように大文字にしません。
ただし、インチを表す「in」や「inch」は例外的に使われることもあります
実務でよくあるのが「300×200×150mm」のような表記ですが、これは英語圏では
「300 mm × 200 mm × 150 mm (L × W × H)」
と、各数値に単位を付けるのが正式です。
「300 × 200 × 150 mm」のように最後にまとめて単位を書く方法もありますが、誤解を避けるため各数値に付ける方が安全です😊
図面上では「Dimensions: 300 × 200 × 150 mm (L × W × H)」のように、必ず順序の凡例を付記すると親切です。
これで世界中のどこで見ても正確に理解してもらえますよ。
技術文書で使う寸法の英語表現まとめ

技術文書で寸法を英語表記する際、最も重要なのは「専門用語の使い分け」です📐
dimensionとmeasurementは使用場面が明確に異なります。dimensionは「設計値」や「規格寸法」を指すときに使い、measurementは「実測値」や「計測結果」を示すときに使います。
図面や仕様書ではdimensionを使うのが国際標準です。
技術文書でよく使う寸法の英語表現
「Overall dimensions: 500 × 300 × 200 mm」
(外形寸法:500×300×200mm)
「Dimensional tolerance: ±0.5 mm」
(寸法公差:±0.5mm)
「Critical dimension」
(重要寸法)
CAD図面では「DIM」と略記されることも多く、寸法線は「dimension line」と呼びます✏️
また、寸法不良は
「out of dimension」
(寸法外れ)
または
「dimensional defect」
(寸法欠陥)
と表現します。
海外メーカーとのやり取りでは、寸法確認の際に
「Could you provide the dimensions for this model?」
(この型式の寸法を教えていただけますか)
というフレーズが頻繁に使われます💬
寸法を英語でメールや仕様書に記載する際の注意点

実務でメールや仕様書に寸法を記載する際は、「単位の書き方」と「数値の表記ルール」が特に重要です📧
寸法表記のミスは誤発注や製造トラブルに直結するため、海外とのやり取りでは細心の注意が必要。
まず単位については、数値と単位の間にスペースを入れるのが国際標準です。
「The dimension is 100 mm × 50 mm × 30 mm.」
(寸法は100mm×50mm×30mmです)
このように記載します。
次に注意すべきは小数点の表記です。英語圏では小数点に「.」(ピリオド)を使い、桁区切りに「,」(カンマ)を使います。
日本の感覚とは逆なので、特にヨーロッパ企業とのやり取りでは確認が必要です💡
メールでよく使う寸法表記フレーズ
「Please confirm the dimensions before production.」
(製造前に寸法をご確認ください)
「The measurements are provided in millimeters.」
(寸法はミリメートルで記載しています)
「All dimensions are in inches unless otherwise specified.」
(特に記載がない限り、全ての寸法はインチです)
また、仕様書では「tolerance」(公差)の記載も忘れずに
「Dimension: 100 mm ± 0.5 mm」
(寸法:100mm ± 0.5mm)
このようにプラスマイナス記号を明記することで、製造精度の誤解を防げます🔧
さらに実務では「as shown in the drawing」(図面に示す通り)という表現を添えて、図面参照を促すのが一般的です。
文字だけでなく視覚的な情報と組み合わせることで、より正確な意思疎通が可能になります✨
まとめ|寸法の英語表記をマスターして国際ビジネスに活かす
寸法の英語表記を正確に使いこなせると、図面の誤読や製造ミスを防ぎ、海外取引先との信頼関係を築くことができます。
今日から実践できるアクション:
手元の図面や仕様書で「W × D × H」の順序を確認し、取引先と表記ルールを統一する。
単位記号(mm、cm)を数値の直後にスペースなしで記載する習慣をつける。
次回のメールや見積書作成時に、「Overall dimensions: 500mm × 300mm × 200mm (W × D × H)」のように、順序の凡例を必ず付記してみてください📐
この記事のまとめ
- 寸法の基本的な英語表現は「dimension」「measurement」「size」で、用途に応じて使い分けが重要
- 長さ・幅・高さは「length」「width」「height」で表し、図面では「L」「W」「H」と略記される
- 寸法表記の基本形式は「数値 + 単位」で、例えば「100mm」「10cm」のように記載する
- 図面での寸法指示には「×」(by)を使い、「100mm × 50mm × 30mm」のように表現する
- 公差(tolerance)の表記は「±」記号を用い、「100mm ± 0.5mm」のように許容範囲を示す
- 直径は「diameter(Ø)」、半径は「radius(R)」と表記し、図面では記号を使用する
- 厚みは「thickness(t)」、深さは「depth(D)」で表し、仕様書では略号が一般的
- 英語圏ではインチ(inch)やフィート(feet)などのヤード・ポンド法も頻繁に使用される
- 「approximately(約)」「maximum(最大)」「minimum(最小)」などの修飾語で精度を明確化できる
- 図面注記では「All dimensions are in millimeters(全寸法はミリメートル)」などの但し書きが必須
- 仕様書では「Specifications」セクションに寸法情報を体系的に整理して記載する
- 国際的なビジネスでは単位系の統一と明記が誤解防止のために極めて重要